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令和6年度福岡県職員採用案内

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INTERVIEW 15

薬剤師 保健医療介護部 薬務課

薬務・食品・環境の安全を徹底し健やかな日常を守り抜く

Profile

蒲池 稔 入庁11年目

薬剤師の仕事の中でも、調剤業務以外の仕事もやってみたいという理由で行政の道へ。
平成25年度に入庁後、田川保健福祉事務所や保健医療介護部薬務課、厚生労働省(監視指導・麻薬対策課)への出向を経て現職。

薬剤師の仕事1

仕事内容を教えてください

主に2つあり、ひとつは医薬品等製造業の立入調査です。医薬品や医療機器は製造から流通までの各セクションで許可等が必要になりますが、私たちの係では製造の調査等を担当しています。
法令等に定める基準を満たしているかなどを調査します。出張が多く、1回の調査で3日間ほどかかることもあります。
もうひとつは医療機器の薬事相談支援です。
医療機器として製品化するためには、薬事上の規制をクリアしなければなりません。そのために、専門知識が必要です。
県内企業の医療機器産業への参入支援として、セミナーや相談会を実施しています。

仕事で印象に残っていることはありますか?

体調を崩し、病院で処方された医薬品の中に、自分が指導した製造所で製造された医薬品があったことです。
生活圏内で自分の仕事の成果を見て、医薬品の品質確保に貢献できているのだと実感しました。
時には事業者に対して厳しい指導が必要なときもあるので、事業者の方から見た場合、もしかしたら自分たちのことをあまりよく思わない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、医薬品の品質を確保することは、安全・安心を守るために大切なことで、とても意義のあることです。
しっかりと仕事をしていこうと、ますます思いました。

働きやすさを感じる点を教えてください

入庁1年目の新規採用職員に、指導担当職員が一人就く制度があります。
新規採用職員はまず職場に慣れるだけでも大変。疲れが溜まる前に休息が必要だと思いますが、経験が浅い分、休むタイミングを掴みにくいこともあると思います。
そんな中でも、指導担当職員である先輩職員が、様子を気にかけて相談に乗ってくれたり、時には仕事のフォローに回ったりと支援してくれるので、新規採用職員でも休みが取りやすく、仕事も滞りにくいと思います。

入庁前後でイメージのギャップを
感じるところはありますか?

意外に出張が多いと感じています。業務スタイルに慣れるまでは大変だと思う方もいるかも知れません。
また、色々な仕事ができるとは知ってはいましたが、薬務以外にも食品や環境に関することなど、その業務幅は想像以上でした。

薬剤師の仕事2

福岡県の職員として実現・達成したことを教えてください

薬務、食品、環境の分野の規制行政に関わり、県民の皆さんが日々安心して過ごせる環境を守っています。
この仕事は、県民の皆さんから見ればできて当然のことであり、成果が見えづらい部分もあるかもしれませんが、安全・安心な社会の実現に貢献できていることを誇りに思います。

今後、取り組んでみたい仕事はありますか?

特に国際環境協力に興味があります。福岡県には公害を克服する過程で蓄積した技術やノウハウがあり、その環境技術を、アジア諸地域の環境問題解決に活かそうという業務です。
海外の行政機関とのやりとりもあり、現地視察の機会も多いと聞いて、ぜひ挑戦してみたいと思っています。

受験を考えている方へ Message

福岡県の場合は3年から5年ごとに違う部署に異動するので、仕事に飽きることはありません。
さまざまなことにチャレンジしたい方にぜひおすすめです。
厚生労働省への出向などもあって、仕事のやり方などたくさんの刺激を受けられますよ。

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