12 林業
森林資源を循環利用し、次世代へ継承
近年、地球温暖化の進行により災害が頻発し、激甚化する中、森林の有する公益的機能の重要性があらためて認識されています。
また、SDGsへの関心が高まり、循環型社会の構築が求められている中、再生可能な資源である木材を供給している林業・木材産業に対して大きな期待が寄せられています。
本県では、県土面積の45パーセントを森林が占め、戦後植林された人工林の大半が利用期を迎えています。
林業職は、持続可能な林業経営の確立や森林の有する公益的機能を持続的に発揮させる健全な森林づくりのため、県産木材の需要および供給の拡大に必要な施策の推進、森林や林道の整備、治山施設の設置、森林法に基づく開発行為の許認可などの業務、さらには森林環境教育や木育の推進、林業技術の普及指導、試験研究など多種多様な業務に従事しています。加えて、福岡県森林環境税を活用した荒廃森林の整備や森林(もり)づくり活動の支援を行う業務を担うなど、県政での重要な役割を果たしています。
主な配属先
本庁では、農林水産部、環境部、出先機関では、農林事務所、農林業総合試験場です。