19 保健師
公衆衛生看護に情熱を持ち、県民の健康づくりをサポート
保健師は、公衆衛生看護の担い手として、保健福祉(環境)事務所(保健所)や精神保健福祉センター、県庁などで、生活習慣病対策、感染症対策、精神保健対策、がん難病などの疾病対策などの業務に従事し、県民がより健康的な生活ができるようサポートしています。
また、今回の新型コロナウイルス感染症発生時は、感染拡大防止に向け、さまざまな部署において第一線で活躍し、また、災害発生時においては、市町村と連携し、被災者に対する健康管理支援活動などの迅速な対応を行っています。
これらに加え、近年の少子高齢化の進展などに対応するため、高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることができることを目指した地域包括ケアの推進や虐待問題への対応などの分野にも活躍の場を広げています。
予防からケア、災害や感染症などの危機管理対策まで、複雑・多様化する県民ニーズに対応するためには、新たな医療・保健に関する知識を身につけるとともに、柔軟な発想力や関係機関との調整能力が求められます。このため、県では、新任期、中堅期など段階に応じた研修を開催するとともに、意欲のある職員へは、外部機関の専門研修への派遣なども実施しています。
主な配属先
本庁では、保健医療介護部、総務部など、出先機関では、保健福祉(環境)事務所、精神保健福祉センター、児童相談所などです。