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04 児童福祉

児童福祉のエキスパートとして活躍

近年、都市化に伴う核家族化、就業環境の変化、近隣関係の希薄化など、子どもや家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。

また、家庭や地域の子育て機能が低下する中、児童虐待に象徴されるように、子どもや保護者、さらに家庭が抱える問題は、複雑化かつ多様化しています。

児童福祉司が勤務する児童相談所は、地域における児童福祉の専門機関であり、さまざまな相談が寄せられます。相談内容としては、病気や死亡、離婚、虐待などにより、子どもの養育ができない、または困難であるといった保護者側の内容であったり、窃盗や家出などの非行相談、自閉症などの障がい相談、不登校などの育成相談といった児童に関する内容であったり、非常に多岐にわたっています。

児童福祉司は、こうした子どもの保護や福祉に関する多様な相談に応じ、子どもなどへの面接や必要な調査を行い、社会学、心理学、ケースワーク技法など、専門的知識を駆使しながら、児童心理司など他の職員や市町村など関係機関と協力し、子どもや家庭に最も効果的な援助、指導を行っています。

こうした職務を通じ、すべての子どもが心身ともに健やかに育ち、その持てる力を最大限発揮できるよう積極的に取り組んでいます。

主な配属先

児童相談所です。