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県民を巻き込んで、
アートの熱量を上げる。
特設サイト・イベントを通じて期待感を高める。
新しい県立美術館を整備するこのプロジェクト。場所は大濠公園南側、２０２９年度の開館を予定しています。
その中で私が主に担当するのは、情報発信と記録保存業務です。県民の皆さんに情報発信を行う特設サイトを立ち上げ、整備事業の進捗状況やイベントの告知をしたり、記録保存業務を兼ねた建設地の定点観測コンテンツを企画したりして、県民の皆さんに情報発信を行い、新しい美術館の認知向上や機運醸成を目指しています。また、設計者を招いてのワークショップでは、企画、台本制作、司会の方や会場の手配、フライヤーやラジオなど、広報関連の原稿制作なども手がけています。
新しい美術館ができる
ワクワクを、
みんなでつくる。
想像以上の盛り上がりだったワークショップ。
本プロジェクトで印象的だったのは、昨年６月に開催した「新県美デザインワークショップvol.１」です。初めての取り組みで、県民の皆さんにどの程度注目されているのか、人は集まるのか分からずとても不安でした。しかし、ふたを開けてみると予想を超える定員（２００名）の２倍もの応募があり、当日は熱気あふれるワークショップになりました。多くの人に注目されていることが嬉しく、仕事に誇りを持てたと同時に、期待を裏切らないようにしなければと一層身が引き締まりました。１１月に開催した２回目のワークショップでも多くの方から応募をいただき、活発な意見交換がなされました。開館までにさらに盛り上がりをつくっていきたいと思います。
開館に向けて、さらなるアプローチを。
最初はネタが少なかった特設サイトも、プロジェクトが進むにつれてお伝えしたいことがどんどん増えています。これから開館が近づくにつれ、より県民の皆さんへのアプローチが増えていくと思います。そうなればメディアでの露出も増えて自ずと関心は高まると思いますが、それに甘えずこちらから積極的に発信し、県民の皆さんに自分たちの美術館として期待してもらえるようなプロジェクトにしていきたいです。