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「水素」による
新たな社会づくり。
水素産業に挑む企業を支援。
カーボンニュートラルへの取り組みの中で、キーテクノロジーとして位置づけられる『水素』。福岡県では、水素の巨大市場への参入支援や「グリーン水素」へのシフトを目指す「福岡県水素グリーン成長戦略」を策定し、響灘臨海部を中心とした水素拠点の構築やFCトラック導入の支援、県内企業の水素分野への参入支援などに取り組んでいます。
私が担当しているのは、県内の水素産業を活性化させる取り組みです。具体的には、新たに水素ビジネスに挑む県内の中小企業への製品開発補助金の交付や、専門家派遣、企業のマッチングなどを行うサポート窓口の運営、水素分野における国内外の動向や水素製品の知識の習得を目指すセミナーの企画、販路開拓のための展示会出展支援などがあります。
福岡県の水素産業を盛り上げ、
ポテンシャルを引き出せ。
関係事業者と連携し、PR動画を制作。
これまでの仕事で印象に残っていることはいくつもありますが、昨年８月に開業した日田彦山線BRTひこぼしラインで実証運転するFC（燃料電池）バスのお披露目式がすごく印象に残っています。FCバスの良さを皆さんに知っていただくため、当日に投影するPR動画の作成を担当し、バスのラッピング作業や走行する様子の撮影、多くの関係者とのさまざまな調整を行いました。お披露目式の会場でバスの実物とあわせてその動画が流れているのを見たときは、とても達成感を感じました。入庁前はまさかこんな仕事をするとは思っておらず、とても貴重な経験だったと思います。
力強い味方とともに、水素産業の最先端へ。
県内の大学をはじめとするハイレベルな研究・教育機関、そして新産業に積極的な数々の企業。水素産業の活性化を目指す福岡県には、力強い基盤があります。また、さまざまな分野での水素利用も進んでおり、バスやトラック、船への技術展開や、工場の電力源としての活用など、あらゆる可能性が試されている最中です。２０５０年、カーボンニュートラルの時代の到来は目前。福岡県が水素産業のフロントランナーになるためにも、水素産業の活性化に向けて、さらなる貢献ができるよう、自分自身も頑張っていきたいです。