保育士は、児童相談所、福岡学園、こども療育センター新光園で、こどもの直接処遇業務等に従事します。
児童相談所の一時保護所では、虐待や家出、自身の危険行為などで保護されたこどもを受け入れるため、まず安心できる環境をこどもに提供しています。家庭的な雰囲気の中、一時保護所での生活、職員との関わりを通じ、硬かった表情が柔らかくなったり、気持ちを話したりと、大人との関わりによりこどもが変化していく様子を間近で見ることができます。一時保護所でのこどもの行動観察も、今後の生活環境を整える上で重要になっています。
福岡学園では、家庭や学校、地域に戻るという目標を持ったこどもと生活を共にしながら、こどもに寄り添う支援を重ねています。スポーツや寮での活動、学校生活を通じてこども一人ひとりの変化や成長をこどもとともに感じることができる職種です。入園の理由はさまざまであり、個に応じた支援を、児童心理司や児童自立支援専門員と協力して行っています。入園前に大人を信用できなかったこどもが、職員に心を開き、社会に戻っていく「育ち」に関わる職種です。
こども療育センター新光園では、遊びや活動を通じてこどもの興味、関心を広げていくとともに、食事や着替えなど、基本的な生活習慣を身に付けられるよう支援しています。また、集団生活でのマナーや他者との付き合い方などを、集団活動や個別支援の中で育てていきます。こどもが安全・安心に生活し、健やかに情緒豊かに成長していけるよう、さまざまな日中活動やレクリエーション行事なども行っています。こどもが自己選択、自己決定が出来るよう寄り添いながら支援しています。
こどもたちが健全で健康的な生活を送り成長できるよう、寄り添い、支援を行う職種です。困難を抱え、生き辛さを抱えたこどもたちに一番近くで関わるため、各職種との協力や専門性も必要となりますが、こどもたちを未来につなぐ仕事です。
保護者の病気などで他にこどもを養育する者がいない場合や、虐待により一時的に家庭からこどもを引き離す必要がある場合に、こどもを保護します。交代制で勤務しながら、一時的に保護したこどもについて、児童福祉司や児童心理司と連携しながら、十分な行動観察や生活指導等の業務に従事します。

不良行為をなし、またはなすおそれのある児童や、家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等が必要な児童が生活をしています。児童生活支援員として入所児童の自立支援業務などに従事します。

医師や各療法士、看護師などの職員や、特別支援学校・市町村などの関係機関と協力し、心身に障がいのあるこどもが、運動機能などを改善し、社会性を身につけ、それぞれの能力を伸ばしていけるよう、入所児童の保育、生活指導、児童発達支援事業などに従事します。
