INTERVIEW 07
機械 商工部 工業保安課
知識と技術を
安全な暮らしのために。
Profile
谷 真樹 入庁7年目
民間企業とは異なる、技術系公務員ならではの業務の幅広さに興味を持ち公務員を志望。
数ある自治体の中でも、福岡県の恵まれた生活環境に魅力を感じ、平成29年度入庁。
直方県土整備事務所力丸・犬鳴ダム管理出張所、福知山ダム管理出張所、(公財)福岡県下水道管理センター、遠賀川下流浄化センターを経て現職。
―仕事内容を教えてください
高圧ガスの製造、貯蔵等の取扱いに関する許認可や検査、災害防止・保安業務を担当しています。
許認可に関しては、高圧ガス保安法に基づいて書類を審査した後、実際に現場へ行って完成検査を行い、技術上の基準に適合しているか確認します。
災害防止・保安業務に関しては、立入検査による指導や講習なども行います。
現在は高圧ガス関係を管轄する部署にいますが、この部署に来るまでは県土整備事務所やダム管理出張所、下水道管理センターなどに所属していました。機械職の活躍の場は県内にいくつもあり、その場所ごとで行う業務が異なります。
―仕事で印象に残っていることはありますか?
部署を異動したときに、仕事内容がガラッと変わったことです。出先機関のダム管理出張所や下水道管理センターでは、機械設備の操作や維持管理の仕事が多かったのですが、今の部署の高圧ガス関係の許認可の仕事は、法律を隅々まで読む必要があり、慣れるまでに時間がかかりましたね。
とはいえ、各部署にはマニュアルもありますし、助けてくれる先輩もいますので、問題なく仕事に取り組むことができています。
―働きやすさを感じる点を教えてください
1時間単位で年次休暇を取得できるところです。こどもが急に熱を出して迎えに行くというときでも休めますし、ちょっと銀行や市役所に用事がある、リフレッシュしたいから早めに帰る、というときにも時間単位で休むことができます。
あとは、何か困ったことがあっても、すぐに先輩に相談できるのもいいところだと思います。特に入庁初年度は、指導担当職員がついて、いつも気にかけてもらっていたので助かりました。
―入庁前後でイメージのギャップを
感じるところはありますか?
業務の幅は想像以上に広いと思いました。今のところ、部署が変わる度に仕事内容が変わっていますので、覚えることが多く大変ですが、さまざまな経験ができることはすごくいいことだし、仕事自体面白いと感じています。
―福岡県の職員として実現・達成したことを教えてください
以前の部署では、ダムや下水道管理センターの機械設備の維持管理を行い、県民の生活に必要なインフラの維持に貢献することができました。
当時はダムの放流を担当していましたが、出水期など時期によっては、施設にずっと泊まり込みで対応しました。そのときは緊張しながら取り組んでいましたが、機械職として県民の安全を守る業務に携わることができました。
―今後、取り組んでみたい仕事はありますか?
学校などの改修工事ができる営繕設備課や下水処理場の設計・工事ができる流域下水道事務所など、まだ行ったことのない職場で仕事をやってみたいです。また、タクシーのメーターなどを検査する計量検定所など、県ならではの施設でも働いてみたいですね。
建築設備や下水道、ダム、高圧ガスなどの機械に関するさまざまな仕事が経験できるので、色々なことをやってみたいと考える方に向いていると思います。また、福利厚生も充実していますし、職員同士のコミュニケーションも良好です。機械の知識を活かし、福岡県を支えていきたいという方はぜひ一緒に働きましょう。