INTERVIEW 14
水産 水産海洋技術センター
水産資源を
ずっと先まで。
Profile
松島 伸代 入庁4年目
大学進学をきっかけに地元福岡県を離れて生活したことで、福岡県では美味しい魚が気軽に手に入ることのすばらしさを再認識。福岡県の魚の魅力をできるだけ多くの人に広めたいと思い、令和2年度に入庁。現職に至る。
―仕事内容を教えてください
漁獲量のデータを基に各地域の漁獲動向や、市場にどのような魚が出荷されているかなどの調査・分析を行い、水産資源を持続的に利用するための取り組みに活かしています。最近では知り合いの漁業者の方も増えてきて、相談されることも多くなり、やりがいを感じています。
―仕事で印象に残っていることはありますか?
色々な漁法の漁船に乗せてもらい、漁の実態を見せてもらったことが印象に残っています。どの漁法でも揺れる船上での作業はとても危険で、漁具が体に当たったり、ロープが巻き付いたりしたらと思うととても怖かったです。危険に直面しながら広い海の中でどこにいるか分からない魚をとってくる漁業者の方を見て心から尊敬しました。
―働きやすさを感じる点を教えてください
課題に対してどのような調査をするかを自分で考え、計画し、実行していくのですが、さまざまな分野の専門家が同じ職場にいるので、何か困ったときにすぐに聞けるところが働きやすいと感じています。
―今後、取り組んでみたい仕事はありますか?
魚に付加価値をつけて売る仕組みづくりに取り組んでみたいです。そして、若い世代が漁師になりたいと思えるような魅力的な水産業にしていきたいです。
福岡県は筑前海、豊前海、有明海と3つの海と、内水面もあり、それぞれ特徴があってとても魅力的な地域です。現場に出たり、試験研究をしたりと仕事内容は多岐にわたり、やりがいのある仕事だと思います。一緒に福岡県の水産業を盛り上げましょう!