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令和6年度福岡県職員採用案内

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INTERVIEW 02

教育行政 田川科学技術高校

教育現場の裏方として
教職員をサポート

Profile

杉本 伽那 入庁7年目

学生時代の教育実習時に「教育現場を支える仕事」に興味を持ち、教育行政職を志す。
平成29年度に入庁し、本庁で教育総務部教職員課を経験。
その後、北九州教育事務所で人事や服務業務を担当し、令和5年度より現職。

行政の仕事1

仕事内容を教えてください

現在の主な業務は、教職員の人件費や服務に関する事務です。
具体的には給与の算定や休暇の処理などです。
給与の金額や休暇手続きに誤りがあると、教職員にも学校にも迷惑をかけてしまうので、何よりも大切にしているのはミスがないこと。
疑問が出てきたら関係規程を確認しながら、迷ったときは上司や経験豊かな先輩方に相談します。一つひとつの業務を滞りなく終わらせ、小さな安心感と達成感を積み重ねていく。そんなところに私なりのやりがいを感じています。

仕事で印象に残っていることはありますか?

私が入庁したころ、勤務先の本庁でも、少しずつ新しいシステムが導入され始め、ペーパーレス化も進んでいました。
現在の学校に異動してきて最初に驚いたのは、職員の勤務情報をはじめ、多くの管理業務や事務処理がシステム化されていたことです。
計算や過去の事跡の検索もできるので、適宜活用しています。
私自身まだシステムに慣れていない部分もありますが、周りの方から頼りにされても大丈夫なように、早く習得したいと考えています。

働きやすさを感じる点を教えてください

福岡県の職員は1時間単位で年次休暇が取れ、育児・介護休暇も充実しています。
教職員の休暇申請を処理する担当者として、それらの制度が活用されている頻度は高いと実感していますし、民間企業に勤める友人からも羨ましいと言われます。
私自身、職場の福利厚生事業を活用して、先日初めて人間ドックを受けました。
こういった機会があることは、とてもありがたいです。
このほか、制度面のことではありませんが、本校は学校全体がとても明るく和気あいあいとした雰囲気で、すごく働きやすいと感じています。

入庁前後でイメージのギャップを
感じるところはありますか?

「教育行政」という言葉から勤務先として本庁や学校をイメージする方が多いと思いますが、実は県立美術館や県立図書館、社会教育総合センターなどに配属されることもあります。
私は教育現場を支えたいという想いで入庁したのでこれまでのキャリアにも満足度は高いですが、思っていた以上に幅広い教育のフィールドにとてもワクワクしています。
社会教育や生涯教育といった視点も発見でき、あらためて、福岡県の教育行政職の魅力や可能性を感じています。

行政の仕事2

福岡県の職員として実現・達成したことを教えてください

令和2年度から3年間、北九州教育事務所に勤務していたときは、人事業務を担当していました。
臨時の講師の募集なども行いますが、やはり年度末から新年度にかけての「教員の人事異動」は、大変でしたが、達成感のある業務として印象に残っています。
本庁とのやりとりなどを経て、無事に辞令交付が終わったときの達成感と安堵感はひとしおでした。
教員の人事に携わる仕事の重要性・必要性を実感する経験になりましたね。

今後、取り組んでみたい仕事はありますか?

今はまず、自分に与えられた仕事を正しく行えるようになることが第一で、その上で同僚の方々の仕事内容も学びたいですね。
それができれば、事務室全体を支えることができますし、結果的に本校を広く支えることにつながると考えています。
また、読書好きということもあり、県立図書館での勤務にも興味があるので、個人的なチャレンジとして司書資格の取得を目指したいです。
「いつか業務に活かせるかも」という想いで、自分のペースで勉強していきたいですね。

受験を考えている方へ Message

得意なことや興味のあることは人それぞれ違うと思いますが、福岡県職員としての職種や業務の領域は多岐にわたります。
きっと一人ひとりに合った働き方が見つかると思うので、「教育行政職として福岡県に貢献したい」という気持ちを大切に、ぜひチャレンジしてほしいです!

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