福岡県職員の志望動機を教えてください
前職は県内の民間企業で、物を壊さずに内部の状態を調べる「非破壊検査」の研究開発に携わっていました。妊婦さんのお腹の中を調べるエコー検査もこの技術の一種です。仕事を通じて多くの地元企業が技術的な課題を抱えていることを知り、自分の専門性を活かしてもっと広く地域産業の発展に貢献したいと考えるようになりました。自身の研究を続けながら、より広い視点で企業の課題解決に寄与できる福岡県の研究職は、私にとって理想的なキャリアでした。

前職は県内の民間企業で、物を壊さずに内部の状態を調べる「非破壊検査」の研究開発に携わっていました。妊婦さんのお腹の中を調べるエコー検査もこの技術の一種です。仕事を通じて多くの地元企業が技術的な課題を抱えていることを知り、自分の専門性を活かしてもっと広く地域産業の発展に貢献したいと考えるようになりました。自身の研究を続けながら、より広い視点で企業の課題解決に寄与できる福岡県の研究職は、私にとって理想的なキャリアでした。
私が所属する工業技術センターは、研究開発や技術相談等、県内企業の発展を技術的な側面から支援する機関です。私の主な担当業務は2つあり、1つは、電気製品や電子機器などが発する「電磁ノイズ」の測定や、「電磁ノイズ」に対する耐性を評価する設備の利用支援です。企業の方に使い方をレクチャーし、ともに課題解決の方法を考えます。もう1つは、私の専門分野である非破壊検査の研究です。企業の現場ニーズに応じて新しい検査手法を提案・改良し、実用化に向けた共同研究を推進しています。

県内企業と共同で行った研究の成果が、学会で評価され「学会賞」を受賞できたことです。その研究は、実験では「検査できる」と結果は出るものの、なぜそうなるのかという物理的なメカニズムが不明でした。そこで、現象をコンピューター上で再現するシミュレーション技術を開発し、目に見えない内部の動きを可視化することに成功しました。この「なぜ?」の解明が企業の課題解決に直結し、自身の研究が社会に貢献できたと実感できた瞬間は、忘れられません。
「中小企業の支援につながること」であれば、研究テーマを自分で決められる裁量の大きさが最大の魅力です。入庁前は公務員に対して少し堅いイメージがありましたが、実際は民間企業で働いていたころよりも研究の自由度が高く、良い意味でギャップを感じました。自分の興味や探求心が、そのまま県内企業の発展に貢献できる。これほどやりがいのある環境は他にないと思います。ワークライフバランスも取りやすく、お昼休みに同僚とテニスで汗を流すのが良いリフレッシュになっています。
